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漢字の書体
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漢字の書体日本での文字の使われ方には独特のものがあり、古くから漢字とかな、現在ではローマ字をはじめ、他の国の文字も頻繁に使用されています。中でも、漢字は常用漢字だけで約2000字もあります。漢字の生まれた中国では日本に大きな影響を与えるほどのすばらしい文化があったことと、その長い歴史の中で様々な書体が生まれてきました。 当然、もともと中国で生まれた漢字ですから「かな」はありません。現在、日本で使われている隷書等のかなは後からその漢字の書体にマッチするように作られたものです。漢字の書体を使用する場合、なるべく「かな」を使わないようにしたほうが雰囲気を出せます。 篆書(てんしょ)
この書体の特徴は同じ太さの線で構成されていることと、曲線が多いこと、「象形文字」等の名残があることです。 画数が多くなると複雑化しますし、それ以前に可読性が低いです。しかし、装飾的な効果はあり、現在では印鑑の文字としてよく使われています。看板にはこの書体の持つ造形的な美しさ、訳の分からない感じを狙って使われることがあります。 隷書(れいしょ)
この書体の特徴は横線にあり、力強く、終端が波状で太く、逆三角形になることです。比較的横に長い形をしており、正方形の中にはおさまりにくく、また、文字ひとつひとつの大きさが微妙に違うので、レイアウトが乱れたように見えることもあります。 行書(ぎょうしょ)
日常生活の中で文字を速く書くために生まれた書体です。 草書(そうしょ)
行書よりもさらに速さを求めてくずされた書体です。現在ではあまり読むことのできる人も少ないと思われるので、篆書と同様、装飾的な効果を求める場合に使われます。 楷書(かいしょ)
文字の構成が美しく、正確で、書体の中では正統的なイメージを与えます。少し堅苦しく、個性の少ない感じはしますが、この書体から受けるまじめさからか、看板にはよく使われています。 宋朝体(そうちょうたい)
明朝体の前身となったとされる書体です。線も細く、個性も少ないので看板にはあまり使われないようです。文章にしたときの美しさはあると思います。今では明朝体に取って替わられた感じがします。 日本の書体に進む |
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