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看板の効果と存在感

移動しないという性格から、看板の効果を考えることができます。

AとBの画像を比べてみる
コーヒーのイラスト入り画像 コーヒーのメニュー画像
A B

AとBのどちらに目を惹かれるでしょうか?恐らくAだと思いますが、その理由は、

  • Bよりも派手だから
  • イラストがあるから
  • 字が大きいから、等々

今は、両方の画像とも画面の前でゆっくり見ることができますが、例えば、街を歩いていて上の2つのような看板があったとしましょう。Bの看板はたくさんの項目があって、どんなメニューがあるのかということがよく分かります。しかし、歩いている人、ましてや車に乗っている人がそこまで見ることができるかといえば疑問です。通り過ぎるわずかな時間内でBの項目の内容を全て見ることは困難ですし、あるいは、見ようともしないか、目に入らないかもしれません。

移動している人にはそこに喫茶店があるということをなるべく直感的に知らせる、知ってもらうことの方が大切です。その看板が印象に残っていれば、「あそこに喫茶店があった」と思い出すこともできるでしょう(これが看板の性格を活かした効果の1つです)。そのためには当然、目に付きやすい場所に設置したり、デザイン面での工夫も必要になってきます。

Bはメニューの案内として店内やショーウインドに置いたりした方が良いでしょうし、人が集まる駅のホーム等ならゆっくりと見てもらえるかもしれません。

AとBのどちらが優れているか、とか、派手だから、ということではなく、場所や、状況よって看板の形態や内容は変わってくるものです。実際に目にする看板はそのようになっていることが多いということに気が付かれると思います。

これらは看板が移動しないという性格を長所として捉えた場合の考え方です。逆に短所として捉えた場合を考えてみます。

よく電信柱に看板が取り付けられてあるのを目にされたことがあると思いますが、1本の電柱だけではなく、道路沿いに立っている電柱1本1本に同じ内容の看板が取り付けられていることがあります。これは移動している人間に対して常に目に入るように仕掛けたもので、連続的な効果によって人間にその看板の内容を刷り込むことを1つの目的としています。このような方法はかなりの宣伝効果を望めるのですが、反面、広告特有のうっとうしさ、不快感、圧迫感等を非常に感じさせやすいものであり、周囲の景観をも壊しかねないものです。やはり、短所を補おうとすると、それなりの弊害が付いてくるようです。

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